文字入力へのこだわり

人生

こんばんは、なぎです。

みなさんは文字を入力しますか?僕はたくさん入力します。

打鍵

キーボード

よくわからんブログのはじまり方をしてしまった。気を取り直してちゃんと書くと、今回は文字入力の話をする。

オレはPCで文字を入力する機会が圧倒的に多いため、PCでの入力の話をする。スマホについてはフリック入力をある程度練習したため、ある程度は速いけれど多分ギャルとかと比べると圧倒的に遅い。

WASDとSHIFTとCTRLがエグれている、なぜだろう

汚い画像で申し訳ないが、普段家ではFILCOのMajestouchを使用している。キートップではなく、手前側に印字されているのがお気に入り。

金持ちすぎてこの価格帯のキーボードをくれる人がいる

オフィスなど、周りに人がいるときは静音キーボード、HHKB HYBRID Type-S を使っている。先程画像を貼ったMajestouchはメカニカルキーボードで、HHKBは静電容量無接点方式を採用している。押し心地がかなり違うが、個人的にはメカニカルキーボードのほうが押している感はある(もちろん周りに人がいるような環境ではあまりにも打鍵音がうるさすぎて使うことが出来ない)。もちろんHHKBも最高級キーボードの名に恥じぬ打鍵感である。コンパクトなのでデスクの場所を取らないのが強み。

ただ、普段からファンクションキーを多用するような人はかなり困惑するかもしれない。このキーボードにはファンクションキーがないからだ。特殊な押し方をしなければならない。

タイピング

オレは小学生の頃からタイピングをしている。

「タイピングをしている」という言い方には違和感があるが、全くもって読んで字の如しでPCをいじるというより「タイピング」をしていた。

キーボードが壊れるまでやり込んだ

SEGAから出ている、ドリームキャスト用ゲーム「THE TYPING OF THE DEAD」をやりこんでいたからだ。このゲームはゲーセンの100円を投入してプレイするタイプのアーケードゲームではじめてプレイした。THE HOUSE OF THE DEADというガンコントローラーでゾンビを撃ち殺すゲームをベースとしている。銃でゾンビを撃ち殺す代わりに、キーボードで文字を打ち込んでゾンビを殺していく。文章を打つ速度が遅ければゾンビに殴られてライフを失ってしまう。

このゲームとドリームキャストとドリームキャスト用のキーボードを親に買ってもらって猿のようにプレイしていた。その結果、小学生ながらにしてゲーセンのTYPING OF THE DEADで100円クリアできるようになった。おそらくこれはオレの人生においてはじめての努力が結果となって現れた瞬間である。

寿司打というゲームがある。

さきほどトライしてみた。

1万円の寿司を食ってみたい

まあまあな速度がでたので、小学生のころの努力は無駄になっていないと信じたい。

TYPING OF THE DEADはPC版も存在している。しかし、CD-ROMバージョンでしか発売しておらずしかもそれがプレミア価格が付くほどレアな状態で手に入りにくい。steamで再販してくれたら絶対に買うのでSEGAの人に本当にお願いしたい。絶対に買うので。

具体的な練習

練習の成果は定量的に判断できたほうがいい。e-typing はスコアの算出方法がかなり安定しているのでおすすめできる。また、アカウント登録を行うことで自分のスコアを記録することができる。これを使わない手はない。タイピングを速くしたいのなら登録しよう。

そして毎日のように腕試しテストを受けよう。毎日一回やるという小さな習慣が将来のあなたの人生に役立つスキルへと変わるかもしれない……

とにかくミスしないのが肝要

閉じたスキル、開いたスキル

スキルには閉じたものと開いたものがある。これはどういうことか

ジェネラリスト大肯定本

人生において、状況が変わることがほぼなく常に同じ結果を出せる「親切な世界」と、リアルタイムに状況が変化していき、それらを吸収して柔軟に発想を変えていかなければならない「いじわるな世界」がある。

タイピングが行われるのは「親切な世界」である。これはキーボードの配置が常に一定のため柔軟に対応する必要性が全く無いからである。このような親切な世界で通用しやすいスキルが「閉じたスキル」だ。この「閉じたスキル」は1万時間の法則が通用しやすい。1万時間の法則はあるスキルを1万時間練習するとその世界のプロレベルになれるという法則のことだ。ちなみにピアノとかバイオリンの奏者は1万時間の練習だけでは全然足りないので、プロになれないらしい。とんでもなく厳しい世界だ……

ここでギターについて考えてみよう。クラシックとジャズを対比して考える。ある楽譜をもとに演奏を行うクラシックは再現性(recreative)の音楽で、ジャズはアドリブ主体のソロを行う即興性(creative)の音楽だ。オレはギターに関して閉じたスキルは結構ある方だと思う。これは長い期間練習してきたおかげだ……ある楽曲をただ弾くだけならば超絶技巧の曲でなければある程度はできると思う。ただ、ジャズとかでアドリブを行うとなると別だ。アドリブを採譜したものを弾くことはもちろんできるのだが、その場でコードに合わせたアドリブソロを弾くとなるとさっぱり弾けない。これは「開いたスキル」がないせいだ。バックの人たちの盛り上がり具合だとか、ピアノがこういうフレーズを弾いていたからオレも似たようなフレーズを盛り込もうだとかそういったその場に合わせた対応を行わなければならない「いじわるな世界」なので、これはギターの演奏能力のみで対応できることではない。

この「いじわるな世界」はある分野に特化した技能がつねに有効に働くとは限らない。ギターの演奏はギターを弾くことで向上する。しかし前述したような周りの演奏に合わせてその場でアドリブソロを組み立てる能力はおそらく他の楽器を弾いたり鼻歌をふんふん歌ったりすることでも向上する。なんなら楽器を弾かなくても全然違う曲のメロディを聴くことでも向上していくかと思う。まあこれには異論だとか反論とかたくさんあるかと思うけれど、RANGEという本に紹介されていた考え方を応用するとこのようになっていくかと思う。

身につけたい技能によってアプローチを変えよう

以上、タイピングの話から派生して技能全般の話でした。

とにかくとにかく手を動かすというのが一番大事という大前提を踏まえて、興味を横に伸ばしていくとさらに良い感じになるようなスキルもあるのだということが言いたかっただけ。先に言いたいことがあって、ちょっと離れた場所から文章をガチャガチャ書いていきそこへ持っていくのが好き。

前ちゃん
前ちゃん

なので内容もガチャガチャになることが多いんだ