こんばんは、なぎです。
僕がギターを弾いているバンド「おはようございます」の新曲のMVが出ました。
曲名は「人生をやりすごす」です。みなさんは人生をやり過ごしていますでしょうか?
全編CGのすばらしいMVです。
今回のMVは Grafica の 野上さん に撮影・編集していただきました。
カオティックだけどたまに入ってくるリミナルスペースが怖い感じで、すばらしいです。左記の記述を読んでいただければ分かると思いますが、僕の感想を述べる能力は小学生後半くらいあたりを想定してください。
人生をやりすごす
やり過ごせなかった人生
小学二年生の頃の話です。
授業がすべて終わると「帰りの会」なるものが毎日行われていました。そこでは「男子が全然掃除していませんでした」などの吊し上げの時間をはじめ、今日起きた出来事の総括が行われていました。また、親へ学校行事などを連絡するための連絡帳の記載もこの時間で行われます。先生が述べた事柄を連絡帳に記して、その後内容に問題ないかを先生に確認してもらいに行くという段階を踏みます。
この連絡帳ですが、僕は小学二年生の間中一度も記載しませんでした。書かないため先生に見せに行くこともなく、他の生徒が先生にチェックしてもらっている間はずっと友達と喋っていました。スルーされているのか、先生が気づいていないのかはこのときは理解していませんでした。
ただ、チェックの時間中に友達と会話をしていたとき、テンションが上ってしまった僕は大きな声で喋りはじめてしまいます。そうすると先生に
「うるさい!連絡帳いっつも出していないくせに!」
と怒られました。
これまで連絡帳を見せていないまま過ごせていたのは、先生が気づいていないからではなく見て見ぬふりでスルーされていただけということがわかりました。
これが僕の人生ではじめての「人生をやりすごせていなかった」エピソードとなります。人生をやりすごすにあたって、やりすごしているのではなく他の人達にただただ指摘されていないだけというのがありますので、みなさんも自分の行動をよくよく振り返っていただいて考え方の偏りがないかだとかをチェックしてみてください。たとえば、知り合いと何かしらの会話をしているときに相手の顔が曇ったときがないでしょうか?それは確実にスルーして「いただいている」だけです。怒りが爆発しない限りお目溢しを頂いているだけです。みんな大人なので。
スルーしていただいているのに気づかない状態が長く続くと、ジワジワと嫌われていくんだ