ありものを組み合わせて新しい機能を作ろう!

バンド

こんばんは、なぎです。

みなさまはなんかしら作っていますでしょうか?ここで言う「作る」は、形があるものには限りません。「椅子を作った!」だとか「服を作った!」だとかは成果物が形として残るのでイメージしやすいですが、作るものは必ずしも形があるとは限りません。例えば、「曲を作った!」「ダンスの振付を作った!」などは形が残りませんよね。

今回は形がないものとして、バンド向けのプログラムを作りました。

議事録の文字をコピペすると、Spotifyでセットリストが作られるというプログラムです。

やってみよう

何ができたの?

その名も「ハイパープレイリスト生成器」

なにはともあれ、実物を見たほうが話が早いのでさっそくスクリーンショットを貼り付けました。

これを作りました。ここに議事録の文字を貼り付けると自動でSpotifyのプレイリストが作られます。

GIJI

我々は「おはようございます」というなかなかふざけたバンド名でありながら、毎週水曜日に定例MTGを行うなど、システマティックな動きを行うことで有名です。(有名か?)

定例MTGでは、Discordで音声通話を行いながらGIJIで議事録を取ります。

植物大爆笑(鬼ギターソロバージョン)

毎度、セットリストを組むときも記述しやすくとても便利です。ブラウザ上で便利に書けて、しかもテキストとして出力することもできます。

サクラエディタ

今回の機能ではこちらの文字を使います。

実際に使ってみよう

実際に使ってみようと言いつつ、使うのはバンドの人間なのでこの記事を読む皆様は実際に使うことはできません。

赤線の部分を記入する

テストとしてこんな感じに入力します。

シンプルにコピペする

セットリストのフィールドには、GIJIが出力したテキストをそのまま貼り付けることになるため、曲名が微妙に正式な表示と異なったりしていたり、ライブ中のMCを表す「—」などの無駄な文字列も含まれたまんまでもOKです。タイトルとセットリストを入力したら、最後に「行けんのか?」にパスワードを打ち込んで GOGOGO します。

該当のプレイリストは削除済み

そうすると、上記の画面に遷移して作られたプレイリストへのリンクが表示されます。実際にクリックして移動してみましょう。

テストで作ったプレイリスト

余計な文字が入っていても、問題なくプレイリストが作成できていそうです。

プレイリストは数多のアルバムから該当の曲をドラッグアンドドロップして作成する必要があり、地味に作成に時間がかかります。また、Xでプレイリストを共有したいとなった場合はライブのたびに作らなきゃならないと、必要になる頻度もそこそこ高いため今回の機能化に至りました。

先日行った公開MTG内で「もしこんなシチュエーションだったら?」とプレイリストを作ってみたので、ぜひ見てみてください。これらのプレイリストはハイパープレイリスト生成器で作られました。

30分セトリ

40分セトリ

50分セトリ

新たに生み出すというより、ありものを組み合わせるイメージ

先人たちが途方もない時間をかけて、血の滲むような努力の結果、開発されたものを組み合わせると、新しいものができます。世の中の「新しいもの」は、先人たちの轍の上に成り立っています。

今回の機能を作るにあたって利用した先人の轍は、Spotify の API です。

Spotify の API とはなにかというと、外部から呼び出せるSpotifyに関する色々な機能の集まりというのをイメージしていただければよいかと思います。

今回の僕が作った機能ですが、実はSpotify 側で「プレイリストを作る」という機能がありまして、それを利用した形です。

ただ、プレイリストに何の曲を入れるのか?ということも同時に考えなければなりません。色々な方法を考えてみましたが、Spotifyで「おはようございます」というグループが出している曲の中から、議事録に書いてある曲名を検索してヒットしたらその曲をプレイリストに加える、という手順が良さそうだったので、それで作りました。もちろん、Spotifyの中の曲を検索するという機能もAPIで提供されています。

僕が実際に作ったのは

入力された文字から曲名っぽいのを抽出する(ハイパープレイリスト生成器)

その曲名を「おはようございます」というグループが発表しているか検索する(Spotify検索API)

ヒットしたら、プレイリストの中に取り込む(Spotifyプレイリスト作成API)

完成したプレイリストのURLを共有する(Spotifyプレイリスト作成API)

プレイリストのURLを表示する(ハイパープレイリスト生成器)

という流れです。

そんなこんなで、ありものをうまく組み合わせることによって新しいものである、ハイパープレイリスト生成器を作ることができました。

前ちゃん
前ちゃん

先人への感謝の気持ちを忘れないようにしたいんだ