スナック作りたすぎ

人生

こんばんは、なぎです。

みなさんはスナックに行ったことがありますか?僕はあります。

スナックは、ママ(婉曲表現)が半永久的に焼酎の水割りを作ってくれるお店です。何も言わなくても焼酎の水割りが出てきます。お酒を飲みながらカラオケを歌って、飽きたら5,000円を置いて退店するお店です。わりとめちゃくちゃなことを書いていますが、実際にスナックに行くと「マジじゃん」となること間違いないです。

スナックを作る

ウイルス蔓延前の話

話はウイルス蔓延前まで遡ります。

僕は大学生のころ、メタルサークルに所属していました。そのサークルの先輩と毎週のように新宿で飲み歩き散財する日々を送っていました。新宿のゴールデン街という昭和の香りが色濃く残っている場所があります。そこのクッソ狭い店にギュウギュウ詰めになりながら、焼酎をボトルで頼み、クソほどベロベロになりながらクソ下手くそなカラオケを酒で焼けたガラガラ声で歌い倒すような人生を送っておりました。今ではもうそんなことはしないのでとても懐かしいですね。

先輩とゴクゴク酒を飲んでいるとある結論に至ります

「これ、自分たちでスナック作ったほうがよくないか?」

酔っ払いの戯言ですが、後日昼間に集合して実際にスナックを作るところまで進めようという話になりました。

先輩がPowerPointに様々な情報をまとめてきていて、もはや仕事のそれじゃんと思った記憶があります。

場所は池袋がちょうどよいのではないかという話になり、不動産屋へ足を運ぶことになりました。そこで、店のババアに「この近くに引退しようとしているスナックのママの店があるぞ、そこに行って話を聞いてみたらどうだ?」と言われたので、僕たちは素直にしたがい夜になるのをまって店へと足を運びました。

入ってみるともうTHE スナックとしか言いようがないお店でした。

店内はカウンター6席ほどのこじんまりとした佇まいです。店員が一人でもお客さん全員といい感じに会話できるような作りです。焼酎の水割りを頼むと、デカいペットボトルに入った焼酎から作ってくれました。ペットボトルにはプッシュするたびに定量出てくるディスペンサーが取り付けられており、もうそれだけで面白かったです。以降は何も言わなくても無限に焼酎の水割りがでてきました。水割りを作るたびにプッシュするのでそれを眺めながら先輩と会話していました。

ママの身の上話を聞きながら、水割りを飲み、退店しました。その時の会話の内容は全く覚えていません。ごめんねママ……

後日、先輩が不動産のババアのもとへ契約周りのことを訊きにいってくれたのですが、初期費用がアホほど高かったため断念しました。スナックを運営しようとする場合はもっと覚悟が必要なのだなと思い知らされました。

店を借りても、運営しなければならない

典型的サラリーマンやめろ本

スナックを作ろうとなったとき、上に貼った本がいい感じのニュアンスなのではないかと思い読みました。内容的には、とりあえず店を借りて、その店に中に住めば家賃が実質ゼロだから最高だぜという感じです。店と家を同じ場所にしてしまうのですね。家なので毎日開店します。お客さんが来ればお店ですし、来なかった場合でも家として機能するためすごい話だと思いました。僕は適度なタイミングでエロ動画を観たりしたいため、ちょっとその方式は無理そうだなと思いました。

あと、昼には別の仕事もあるためあんまり夜遅くまでは営業できません。なので12時には店を閉めて家に帰るニュアンスですね。夜はたくさん寝て翌日に備えましょう。

店を開いても営業できなければ意味がない

最終的にお店を開くのを断念しました。今になって冷静に考えてみると、専業でない状態で毎日のようにお店を開くのは結構きついと思います。なので現実に考えるとまあ無理ですね。

鯖兄ぃを週4で働かせられればあるいは……

鯖兄ぃが週一で働きたいらしいので、もうちょっとやってもらって週四で働いてもらえればなんとかなりそうです。

まあ無理なので一緒にやってくれる人が多分5人くらい必要なんじゃないかなと思います。みんな片手手間で夜の無理のない時間帯に店を開いていくみたいな感じにしてやっていきたいですね……自分一人でやろうとすると多分過労死します。土日はライブがあるかもしれないので店にいられないこともあるでしょうし、まあ厳しいですよね。お店を運営するのであれば、たくさんの協力してくれる人か、もしくは自分のリソースをぜんぶ突っ込むくらいの覚悟が必要です。

それでもまだやってみたい気持ちがある

自分でお店を開くのは厳しいとしても、ママ(婉曲表現)としてお酒を提供するようなことはやってみたいですね。上に貼った鯖さんの言葉通り

「週一(でノンアルなら)やりたい」が完全にそれに当たるかと思います。いまでは「一日店長」と称してそのニュアンスを体現することが出来ますが、やっぱり適当でもお店を開いてみたいというニュアンスです。ぜんぶ責任を背負うような気概が無いのにそんなことを抜かすのは調子が良すぎますね。

前ちゃん
前ちゃん

新しいことをはじめるときにはある程度の覚悟が必要なんだ