蕎麦食え

人生

こんばんは。

この前蕎麦を食ってきた。蕎麦って麺類の中でかなり地味なイメージがあるので、派手な蕎麦も食ってきた。派手な蕎麦ってなんだよってなると思うけど、ジャンキーな感じの味付けになっているやつを勝手に派手な蕎麦と呼んでいるだけ。

蕎麦食えよ

かんだやぶそば

明治13年 創業

御茶ノ水駅からちょっと歩いたところにあったかんだやぶそば。お店の佇まいが荘厳でちょっと尻込みしてしまったが、人生においてこんなことにビビっていてはなにもはじまらないため、そのまま突入。

お店のルーツは、19世紀初めから今の文京区千駄木で営業していた『団子坂蔦屋』というお蕎麦屋さん。このお店の周りは深い竹藪に囲まれていたため、『藪そば』の愛称がついた。

明治に入って、堀田七兵衛という人が「藪そば」の神田支店を買い取ってはじめたのが今の「藪そば」らしい。

とてもおいしい

店内はお金を持っていそうなイケているおじさんかおばさんがほとんどを占めていた。この前、年上の人に「なぎくんってお蕎麦屋さんで(お酒を)飲んだりする?」と訊かれた。オレはまだ人生のステージがそこまでたどり着いていないのだが、やぶそばにいたおじさんおばさんは間違いなくそのステージにたどり着いていたことがひと目でわかった。オレは未だに鳥貴族で山芋の鉄板焼きを注文する。

せいろそばとてんぷらを注文。お会計は3,000円程度。

おいしかったです。

ちなみに、オレはこのときメチャクチャ腹が減っていたので全然足りずに帰り道に一風堂に入って替え玉も2個頼んだ。アホの行動である。

なぜ蕎麦にラー油を入れるのか。

街を歩いているなぜ蕎麦にラー油を入れるのかだとか、カレーは飲み物だとか目を引く看板を見かけることがある。

ここがかなり美味かった。オレみたいな普段からジャンキーなものばかりを食っているような人間はこちらのニュアンスを好む傾向にあると思う。

肉そば とろろ付き

おいしかったです。

テーブルには卵がずらっとセットされており「好きなタイミングで入れてくれ」スタイルだった。オレのような小心者は、このようなサービスに直面すると「本当に卵を勝手に食ってしまっても良いのだろうか……」と不安になるのだが、結局は勝手に食う。なんか言われたらお金を払えば良いし……と完全に弱者の発想である。

蕎麦を食ったら満足した

いまはもう無いんだけど、虎ノ門にあった「港屋」の蕎麦がめちゃくちゃ美味かった。立ち食い蕎麦で毎日のように行列しているのは他に見たことがない(オレの見識が狭いだけだが)。そういうオリジナリティあふれる蕎麦があったらトライしていきたい。

前ちゃん
前ちゃん

めんどくさい日は富士そばでもりそばを超大盛りにして食べているんだ