なぜセックスは楽しいか?

人生
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こんばんは!なぎです。

みなさまはコソコソセックスしてますか?そうですよね。いきなり電車内でパンパンやりはじめたらそれはもう写真を取られまくってインターネットに貼られまくって特定されまくって人生が終わるか、もしくは新しい境地に到達するかのどちらかだろうと思います。

なぜセックスは楽しいか?

人間のちんぽはバカデカい

人間のちんぽってデカいらしいです。

世の中にはこういう曲があるくらいですから、みなさんも既にご存知のことでしょう。

ゴリラの勃起したちんぽの長さを知っていますか?3センチ強です。あんなに筋肉ゴリゴリの身体をしているのに、ちんぽは僕より短いんですね。

勃起時のちんぽは3センチ強

オランウータンのちんぽの長さをご存知でしょうか?勃起時に4センチ程度です。身体は人間と同じサイズくらいなのに、僕よりもちんぽが小さいんですね。

勃起時のちんぽは4センチ程度

はっきり言ってこいつらのちんぽは雑魚です。

ではなぜ人間のちんぽはこれらの雑魚たちよりデカいのでしょうか?それを説明するためにイギリスの遺伝学者 ロナルド・フィッシャー卿の「ランナウェイ淘汰モデル」を紹介します。

人間の女性を含む、あらゆる動物のメスは自分の遺伝子を残していくために優秀なオスを選ぶ必要があります。ただ、この「優秀なオス」っていうのが厄介で、パッと見で判断するのが難しいのですね。ここで、メスが優秀なオスのある特質を見ることで、そのオスを優れた個体であると判断できる能力を持っているとします。そうすると、その特質を持つオスはメスに選ばれやすくなるので遺伝子を残しやすくなりますよね。また、メスも「オスのある特質」を見分ける能力が高ければ優秀なオスと交尾できるので自分の遺伝子を後世に残しやすくなります。そうするとどうなるかというと、「オスのある特質」やメスの「オスのある特質」を見分ける能力の進化がどんどん加速(ランナウェイ)していきます。これがランナウェイ淘汰モデルです。ちなみに、ランナウェイし続けていくとどうなるかというと

まじでド派手

こんな感じで、人生を生きる上で全く役に立たない特質がどんどん誇張されていきます。この特質が生存する上での障害となったところで、この進化のプロセスは止まります。いくら優秀なオスと判断されたとしても、生き残ることができなければなにもかもおしまいなんですね。

人間のちんぽが他のサルよりもデカいのはこのランナウェイ淘汰モデルで表せられるのではないかという説があります。ちなみに、ちんぽがデカくなっていく進化は、膣に入らなくなるほどちんぽがデカくなった時点で進化が止まります。子孫を残せないからですね。なので、我々のちんぽは膣には入るレベルで最大まで進化しています。

ガチャガチャ書きましたが、実際のところちんぽのデカさはメスに向けられているのではなく、オスに対する誇示として使われています。便所で放尿中に隣のおじさんがちんぽを覗き込んでくるのはこのせいです。自分のちんぽよりデカいのを見れば「うっ……」となり引き下がりますし、逆に自分のちんぽのほうがデカければ強くなったように思います。つまり、ちんぽがデカければデカいほど、他のオスは勝手に引き下がっていくわけです。

なぜコソコソセックスするのか?

僕の妹はチワワを飼っています。実家でゴロゴロしていたときにそのチワワが僕の腕にしがみついて、必死に腰を振って怒張した陰茎をこすりつけてきたんですね。そのとき「なぜ犬は公共の場で性行為するのか?」と思いました。そしてすぐに、これは「なぜ人間はコソコソセックスするのか?」でもあるなと考えます。

その謎を解明するために、いろんな動物の性行為を調べてみたところ、大体は群れの中で堂々とパンパンやりはじめるのですが一部の動物は群れから離れて性行為をしていることがわかりました。

【動画】なぜセックスは隠れてするのか、鳥で研究

群れから離れてコソコソセックスするときは、下位のオスが上位のオスに見つかると「おめぇ人のオンナになに手ぇ出してんだよ!」とボコボコにされることを防ぐためだとか言われていました。その場合、上位のオスはボコられる危険性がないため群れの中でパンパンやりはじめます。ただ、先程紹介した記事のアラビアヤブチメドリは上位のオスも、群れから離れて性行為するんですね。なぜでしょう。

 アラビアヤブチメドリがその最も露骨な行動を隠すのは、主に社会生活のためだとベン・モカ氏は考えている。彼らは「共同繁殖」を行う。交尾をするのは通常、最上位のオスとメスだけだが、子育てには社会集団のメンバー全員が参加する。下位の個体も子供に餌を与え、縄張りを守り、捕食者を追い払う。

 群れの中で堂々と交尾を行えば、特に、下位のオスが行為に加わろうとしたとき、衝突に発展する恐れがある。しかもチメドリの場合、負けたオスは群れを去らなければならない。言い換えれば、思慮深い行動は、厄介な社会的交換関係をとりつくろい、協力関係を維持する助けになるのだ。

ヒト以外で唯一、優位のカップルも性行為を隠すアラビアヤブチメドリ

チメドリは、最上位のオスとメスだけが交尾して、生まれてきた雛を群れのメンバー全員で育てるようです。この関係を「共同繁殖」と呼びます。子育てには多大なコストがかかるため、オスとメスのカップル間ですらそのコストの押し付け合いがあります(大抵は子どもを産むまでに多大なコストを負担するメスが押し付けられてしまう)。にもかかわらず、なぜそのコストを他人が負担するのでしょうか?ほかの生物を調べてみると、乱婚型の動物に共同繁殖をするものが多いようです。どういうことかというと、節操なしにパンパンセックスをやりまくるため、誰が父親か分からなくなってしまうからです。どの子どもも自分の子では無いかもしれないし、もしかしたら自分の子かもしれないのでとりあえずみんなにエサとかを運んで育てようという考え方です。ただ、今回のチメドリについては共同繁殖にメスが参加してる理由が全くわからないですね。卵を産まないのにエサだけをせっせと運んでくるのでしょうか……

紹介した記事の中では、チメドリがコソコソセックスする理由として、視覚的な刺激を隠すためだと主張されています。「パンパンセックスをバリバリ行っている」という事実を隠しているのではなく、他のチメドリが視覚的に刺激されないようにしているとのことです。これを人間に言い換えると、腕を組んで街を闊歩するカップルは他者に「ヤリまくってんだろうなぁ~」と思われてもいいけれど、デカちんぽでガン突きしている現場自体はみせないということです。しょうもないたとえ話はどうでもいいとして、「セックスの視覚的な刺激を隠す」ために群れから離れて交尾しているのかはさらに研究が進まないと真相がわからないですね。

人間の性はなぜ奇妙に進化したのか

ブックオフで平置きしてたので、買わされてしまいましたね。

『銃・病原菌・鉄』を書いたジャレド・ダイアモンドの本です。200円でした。

内容的には「人間のセクシャリティは他の動物と比べるとかなり異質だよ!」というアングルで、他の動物たちと比較していくというものです。個人的におもろかったのは、ヒトのメスは排卵を示すシグナルを出さないというものですね。ヒトのメスが排卵するたびにマンコから七色の光が飛び出すだとかに進化していたら、現代社会もだいぶ違ったものになるかもしれないと思うと興味深いです。

この記事のタイトルは、この本の原題『Why Is Sex Fun?』からとっています。なぜセックスが楽しいのか気になって気になって仕方がない方は、ぜひともこの本を読んでみてくださいね。

前ちゃん
前ちゃん

ジャレド・ダイヤモンドの本は語り口が軽くてとっても読みやすいぞ。