タカトン、ジャーンについて

音楽

こんばんは、梛です。

みなさんはタカトン、ジャーンしていますか?僕はしています。

そもそもタカトン、ジャーンとはなんなのでしょうか、一緒に調べていいきましょう。

サムネイルはらいちさん撮影です。

スケベドン

スケベな通称がある

タカトン、ジャーンとはなんなのでしょうか。楽譜に表すとこんな感じにあると思います。

なんか音符が一部青くなってしまいましたが楽譜的にはこうです。音で聴くとこんな感じです。

タカトン、ジャーンの「タカトン」が「スケベドン」に聞こえるとのことから、スケベドンという通称がついているみたいです。

上に貼ったのが「パワーコード」と呼ばれるルートと5度のみで構成されたコードでスケベドンした例となります。

誰もが一度は通る道

以後、この記事に貼られるダイアグラムはすべて、6弦の音が1音下がったドロップチューニングのものとなります。

アディショナル・スケベドン

パワーコードはパワーがあるのですが、コード感がありません。ここで、メタルコアバンドのKillswitch Engageがよく使うドロップチューニングのパワーコードを拡張したコードでスケベドンしてみましょう。

セーハして、m3と7thを加える

ん~~、コードっぽくなって良いですね。今弾いているのはマイナーコードですよと主張したいときとかはこちらを使うと良いかもしれません。

ハイポジ・スケベドン

続いて、5弦ルートのスケベドンを見ていきましょう。

弾き語りのサイトでよく見るやつ

コードを感じられます。ただし、音が1オクターブ上がるので重厚感は出ません。そこは注意してください。

また、5弦ルートから派生して、転回形を利用することもできます。ベースが低音を担当するから任せようぜのスタイルですね

このフォームがサッと出てくると人生が捗る

さっきのとあんまり印象が変わらない気がしますがまあ、そういうときもあるでしょう。ダイアグラムのRを9に引き上げて弾くのも好きです。

また、ベースに全任せするなら、m3rdだけ弾くこともできます。

ものすごくスッキリしてしまいますね。僕はこれをやるとき「職務放棄」と呼んでいます。

一応オクターブで弾いて職務放棄
しきっていないアピールを忘れないように

エモ・スケベドン

エモく終わりたいとき

スケベドンにはエモい亜種があります。曲のキーで終わるのではなく、(メジャーキーから見た)4度で終わるパターンです。聴いてみましょう。

なんか続きそうな気がするように聞こえますよね。これがエモ・スケベドンです。主にエモいバンドが使います。

人によっては親より見たことのある
ダイアグラムかもしれない

これを更にエモくするときは、9thを追加します。パワーコードが2つ連結しているように見えることから、僕は拡張型パワーコードと勝手に呼んでいます。

手を開く必要あり

まるで遠くに続く道に光が差しているようです。エモくなりますよね。ちなみにこのコードを弾くたびに前髪が2cmほど伸びると言われています。

また、パワーコード拡張型はもう一つあります。メタルコアバンドのKillswitch Engageが多用することから、僕は My Curse型と呼んでいます。

KsEはセーハの使い方がとにかく上手い

最後にですが、#11型と呼ばれる、僕が勝手にジャズのコードから引っ張ってきたタイプのやつがあります。これはメタルコアやエモではあんまり聴くことはありません。理由は、押さえるのが難しいからです。

人によっては一生弾くことのない
コードだとすら思う

重厚なエモさが出るので僕は好きです。

スケベドン・アプローチ

マイナースケベドン

スケベドン時には、ギタリストが調子に乗ってなにかフレーズを弾くことがあります。マイナーコードで終わったときのアプローチを何個か紹介します。

まず、人生の中で一番よく聴くのが、マイナーペンタトニックのアプローチです。ギタリストは全員マイナーペンタが好きなので一生弾いていたいと思っているのですが、そうもいかないのが人生のつらいところですよね。

ギタリストは気がつくと
薬指が4弦のRの場所にフォーカスする

マイナーの解釈違いスケベドン

マイナーでスケベドンするのだから、マイナーのスケールを弾くよなということで、メロディックマイナーを弾くことがたまにあります。

自分でやっといてなんだけど、これ弾く人全然いないわ。

フリジアンドミナント

ハーモニックマイナーを5度下で弾くときもあります。これはかなりよく聴きますが、最近の人はやらないかもしれない。あまりにもメタルなので。

エモスケベドン・アプローチ

マイナーペンタ

エモスケベドンのときはアプローチ方法が変わります。コードが違うからですね。

だけど、キーは変わらないので、マイナーペンタトニックでそのままアフタースケベドンできます。

同じペンタを弾いても
コードが違うのでエモさが出る

メジャー7thを弾く

コードに寄り添おうという気持ちが芽生えてきたときは、maj7thのアルペジオを弾くことがあります。

有名なやつ

同じ形で駆け上がることができるので、突然のエモスケベドンでもサッと弾けます。

リディアン

マジで聞いたときがないですが、リディアンスケールでも行けるじゃん?と思い、音源を作りました。

めちゃくちゃギターオタクっぽい響きになるので、オタクアピールをする人は弾けばよいかと思います。

スケベ

以上、スケベドンについてでした。僕が取り上げたスケベドンは、スケベドンのほんの一部です。みなさまもたくさんバンドでスケベドンしていきましょうね。

前ちゃん
前ちゃん

正直に告白すると、スケベドンと言いたいだけなんだ