マンコ脳

人生

このまえ大学時代の友達と久しぶりに話をした。こいつの名前は仮にTとしておこう。

共通の友人の結婚式で久しぶりに会ってすこしだけ喋っていたのだが、ちょっと物足りなかったので別の友人Kを加えて別日にもう一度会うことにしていた。

池袋にて

他愛のない話

TとKは結婚していて、子どももいる。最近は家を買ったようで人生のステージの違いを思い知らされた。まあそんなことはどうでもよくて、Tは手コキ風俗オナクラにハマっているようだった。

なぜ様々な風俗があるなかでわざわざ手コキ風俗オナクラをチョイスするのか訊いてみると

チンしゃぶ屋さんピンサロとかは病気が怖いじゃん?」

との返答があった。やはり結婚していると性病のリスクに敏感になるのだろう。後述するが、Tは店舗型の手コキ風俗オナクラで嬢に膣内射精なかだしを繰りかえしているため結果的にはリスク管理ができていないのであるが……

同じお金

Tは店員が近くにいるような店舗型風俗で、禁止行為である性行為をやってのけるほどのイカれなのだが、風俗の予約に関してはとても慎重であった。

どのくらい慎重かというと、20分3,500円の手コキ屋さんオナクラに前日予約して入るほどだ。20分おためしのためだけに20分の何倍もの時間をかけて嬢を選定し、電話をかけるらしい。言い分としては

「同じお金を払うんだから、やっぱり良い子と遊びたいじゃん?」

とのことだ。これを聞いてオレが思ったことは「同じお金をもらうんだから男は少しでもマシなほうが良いじゃん?」という嬢側の目線だった。ちんぽ屋さんに行くみなさまは身だしなみと立ち居振る舞いに細心の注意を払うことを心がけたい。

手口について

Tが言うには、比較的安い料金の風俗に入るかわりにオプションに出すお金を一切惜しまないという。

嬢と対面した瞬間に、行く・退くの判断をして「行く」場合は瞬間的に1,000円程度のオプションをジャブとして打ち込むという。

ここまで書いていて思ったのだが、ある程度知識がある人でないとオレが何を言っているのか分からないと思うので軽く説明しておこうと思う。

いわゆるお金を払って射精を行うちんぽ屋さんにはジャンルによってやれること・やってもらえることに差があり、価格も大幅に違う。

中でも性行為を行うことが明示的に禁止されていないのは「ソープ」しかない。ソープはお風呂屋さんの形式を取っており、お店にお風呂を借りて入ると室内には女性がいて、その女性と性行為じゆうれんあいを行う建前ぎまんをとっている。それ以外の形式のちんぽ屋さんは性行為を行うことが禁止されている。

チンしゃぶ屋ピンサロさんはその名の通りで、ちんぽをフェラチオしてもらえる。価格もだいたい5,000円程とリーズナブルである。

そして、Tが好んで通っている手コキ風俗オナクラは町中でよく見かけるビデオ鑑賞屋さんに入店すると室内に女性が入ってくるという建前ぎまんを取っている。なので、本当に素直に受け取れば自分がビデオを観てシコっている姿を女性に見守ってもらえるのがサービス内容になる。自慰行為を見守ってもらうのは結構な特殊性癖なのでそういう趣味がある人しか利用しないというのかというとそうでもない。

手コキ風俗オナクラには大量の有料オプションがあり、それらを組み合わせて自分好みの風俗を作り上げていくのが醍醐味である。「醍醐味である」とか言い切ってしまっているけれど、オレは利用したことがないため完全に伝聞で得た情報と想像とで書いている。

性行為はオプションにできない

有料オプションには女性の身体に触れたり、手コキをしてもらったりするものがある。ただし、性行為はオプションにない。それを許してしまうと管理売春となり、法を犯すことになってしまうからだ。

手コキ風俗の基本料金はチンしゃぶ屋さんと同じくらいで、安価である。安価であるということがどういうことなのかというと、嬢へのバックもそれだけ少なくなるということになる。長時間安価に拘束されてはかなわないため、どうするかというと有料オプションでバリバリ稼ぐムーブをとっていく。

おそらくなのだが、基本料金だけを支払って自分の自慰行為を見守ってもらいたい人はそこまで多くない。実際に手コキ風俗の利用者のほぼ全てが基本料金のみを支払って手コキを見守ってもらうだけだと、あまりの稼げなさに廃業に追い込まれるのではないかと思う。

ワールドクラスのちんぽ屋について

この間、いつものように Lenboxx とゲームをプレイし、一息ついたところで

「なぎさんが好きそうな YouTuber を見つけてきたよ」

とのことだったので一緒に見た。Lenboxx が教えてくれたのは JOJOチャンネル だ。この人は世界を一周旅行して各国の性風俗を実際に体験し、それをYouTubeやブログで情報発信するものすごい人だ。全然聞いたことの無いような国にも突入していたり、スラム街の立ちんぼにも挑戦していたりと性風俗版のクレイジージャーニーそのものである。彼のサブチャンネルでは丸山ゴンザレスとの対談動画があり、それもめちゃめちゃ興味深いのでぜひ観て欲しい。

JOJOさんは本も出版している。

知らないことだらけすぎる

早速購入して読んだところ、YouTubeやブログでは取り上げていなかったエピソードが多数掲載されており、とてつもなく興味深かった。

書いていて思ったのだが、語彙力がなさすぎて「興味深い」としか書いていない。

本当はあんなことやこんなことを書きたいと思っているのだが、(こんな記事を書いているのにもかかわらず)社会性フィルターがかかってしまい、最終的に出てくる無難な言葉が「興味深い」しかないからだ。社会性フィルターにかけていない状態でギリギリ出せる言葉が「今すぐにでもインドネシアに行きてぇ~」ぐらいだと思う。

この人が買春おじさんと一線を画しているのは、どんなクソマイナーな国に行ったり治安がクソ悪いとこに突入したりヒドい目にあったりしまくっている点だ。なので、全体的に「うわ!エロいなぁ~」というよりも、「うわ!よく生きて帰ってこられたなぁ~」という感想を抱く。どちらかというと冒険的要素が強いノンフィクションだ。

冒険もののノンフィクションは高野秀行の著書がぶっとんでいて楽しい。JOJOの著書も同じくらいぶっとんでいて楽しいのでぜひとも読んでみて欲しい。

お金を払ってちんぽを舐めなさい

名曲

『お金を払ってちんぽを舐めなさい』という名曲がある。

実際にはお金を支払ってちんぽを舐めてもらっているので、この曲の歌詞は事実に基づいていない。射精にお金を支払っているのだ。

前ちゃん
前ちゃん

締め方があまりにも適当すぎるんだ