人間はアピールする義務がある

人生

こんばんは、なぎです。

みなさんはアピールしてますか?僕はあんまりしていません。

存在していることを知らせる

知らせなければいないのと同じ

最近おはようございますのVlogが頻繁にTwitterに出るようになり、存在している感が出ていますね。

ライブをバリバリやっていた頃はよかったのですが、ウイルスが蔓延してなかなかライブに出演することができなくなったとき、「これ、オレは存在しているのだろうか……?」という気持ちを抱きました。

バンドも僕も存在してはいるのですが、アピールしていないので、いるのにいないのと同じ状態になってしまっておりました。

ライブがないならインターネットを使うなりして存在をアピールする必要があるのですが、特にブログも更新せず……という状態が長時間続いており、実質存在しておりませんでした。反省しています。今は毎日ブログを書く習慣ができているため、ある程度は存在をアピールできていると思っております。

ITエンジニア本大賞2022

翔泳社のITエンジニア本大賞2022をざっと眺めていたところ、様々なIT本が並ぶ中で目についた本がありました。

女の子が不機嫌でかわいい

マーケターのように生きろです。

ITエンジニア本大賞なのにマーケターのように生きる本が並んでたらそれはもう買わされてしまいますよね。そういうわけでkindleでポチりました。

内容としては、マーケティングの考え方を人生やキャリアデザインに適用していくと、人生がいい感じになりますよというものでした。久しぶりにビジネス書を読みました。ビジネス書ってマジの一瞬で読み終わるところが良いですよね。ちなみに、読むのに一番時間がかかるのは小説です。色々と想像したり考える必要があったりして、文章もじっくり読む傾向がありますね。

アピールには対象が必要

まず、マーケティングでは対象を設定するようです。本を読みながら「とりあえず俺のブログのターゲットが何かを割り出してみるか」と考えておりました。

ふむふむ、じゃあ「20代前半の新社会人」とか「30代前半の男性」とかそういうくくりでターゲットを設定すればよいのだな、と思うのですがそれは「デモグラフィック」と呼ばれる性別・年代のくくりらしいです。どうやらこれ以外にも対象を設定できるようです。

ジオグラフィック = 居住地域 だったりだとか サイコグラフィック = 趣味嗜好だったりがあるそうです。

しかし困ったことに僕のブログは特に誰に向けて発信しているわけでもありません。もしかしたら「ブログの文章にちんぽとかマンコとかがこっそり入っているのを見つけると嬉しくて嬉しくてスマートフォンの画面に自分の額を叩きつけてしまう」層があるのかもしれませんが、それは本には載っていませんでした。

一方で鯖さんのブログのことを考えてみると、これはもう「健康に暮らしたい人々」や「映画や映像作品のレビューが読みたい(それで自分が観るかどうかを決めたい)」人々がターゲットとなっているのですね。

マーケティングの本の冒頭に「人の役に立てるかが重要」とありました。鯖さんのブログはターゲットとしている人たちの役に立つ情報で満載ですが、僕は文章は誰の役にも立ちません(「ブログの文章にちんぽとかマンコとかがこっそり入っているのを見つけるとやる気がみなぎり仕事がとてもはかどる」人がいれば別です)。まぁだからなんだって話なんですけど……

この前大阪にライブしに行ったときに「ブログいつも読んでます!」という方に何人か話しかけてもらいました。もしかしたら彼らは「ブログの文章にちんぽとかマンコとかがこっそり入っているのを見つけると嬉しい」人たちなのかもしれない。なので、僕はこれからもそういった人たちのために文章を書きます。そう決意しながら読み進めました。

対象はデカければデカいほど良い

そうしていると、対象とする市場は大きいほどよいとの記述がありました。

もう、終わりなんですよ。

「ブログの文章にちんぽとかマンコとかがこっそり入っているのを見つけると嬉しい」層はどれだけ多く見積もっても日本に15 ~ 20 人くらいしかいないと思います。なので僕のブログは終わりました。一方で鯖さんのブログが対象とすると市場はかなりデカいと思います。なので、Google検索流入も多いことでしょう。ちなみに僕のブログがGoogle検索結果に表示されたワードは

像は勃起しない

「ダビデ像 勃起」

ですね。もしかしたら「ダビデ像は勃起してるって間違いなく!いまから調べてみるわ!うわ!全然勃起してないじゃん!」という会話が55回ほど行われた結果なのかもしれません。

あとは

9回も検索する必要あるか?
惜しくもクリックされず

ここら辺ですね。

「ちんぽちんぽ 曲」も「ちんぽでっか」も「でっかいちんぽ」も検索結果に表示されたのにも関わらずクリックされませんでした。「でっかいちんぽ」とわざわざ入力してGoogleで検索するような人に対してすらうまくアピールできていない事実。

つまり僕は仮想であれターゲットとしている人たちに多少はアピールできているものの、あと一歩およばずページを表示させることができなかったのです。とても悔しいですね。

僕が対象としている市場は小さいので、確実にすくいとっていきたいですね。

「あなたが必要だ」と言われるためには

この本では、他人から必要とされる人物になるために必要な事項をマーケティングの知識を交えながら説明しています。「バリバリ働く」だけでうまくアピールできないのもダメですし、「見栄えばっかり良くて内容が伴わない」のももちろんダメです。なので、そのどちらかに偏らないようにしっかりと能力を身に着けて、またそれに伴ってうまくアピールしていくにはどうすればよいかをしっかりと考えていきましょうということが書かれています。

能力が高い人は、そのまま仕事だけをこなすのではなく、仕事ができるということをしっかりとアピールしていく義務があるということですね。

義務

パナソニック創業者の松下幸之助さんは以下のように述べています

 われわれ商人・産業人には「この商品をあなたがお使いになれば、便利で利益になりますよ」ということを消費者にお知らせする義務がある。その義務を果たすために「宣伝」をするのだ。

 知らせる価値のあるのものをつくって、初めて宣伝の必要が出てくる。宣伝もできないようなものなら、製造をやめねばならん。

松下幸之助

これは心に沁みますね。とくに「宣伝もできないようなものなら、製造をやめねばならん」が効きますね。どう考えても僕のブログは「宣伝もできないようなもの」に該当するので「製造をやめねばならん」と思います。松下さん、気づかせてくれてありがとうございます。

前ちゃん
前ちゃん

このブログで偉大な人物の言葉を引用すること自体が失礼にあたるんだ